桧山san、悩んでますねぇ〜。by スズキコウタ。

Towa Teiも言ってたけど、確かにDJってのはサービス業であり、アーティストとしてDJを魅せるという観点は、出来るだけ自分も考えないようにしてます。ただ、自分のヴィジョンとかをDJというメディアを通して伝えたい場合は、自分のフィーリング/エモーションを伝える場としてDJをする、つまり選曲をすることにより、自分の伝えたい事をオーディエンスに表現していくということは、何回かやったことがあります。ただ、そういうDJをするとなると、やはり曲や音楽の知識もそれなりに必要になるだろうし、いろいろなCDや12inchを聴き漁るハメになります。最近、ableton Live 5を導入して、いままで以上にリアルタイムへの柔軟な対応を、PowerBookG4だけで行う事が出来るようになり、自分も繋ぎからエフェクトまで、いろいろ見直しをしている段階です。
オレは、例のプリミ関連のDJを見させられた時に感じたのは、そこで。昔のDJ-Proを見てると、ホントに自己満以上の何者でもない。対して技量も無い。選曲も無難でつまらない。見てて、どうしようもねぇ〜なと思ったもんですよ。そういう光景を見ていて、「自分が力を貸してあげれるなら」という思いから、オレはそもそも入部しましたからねぇー。
自分の主観的な意見に過ぎないですけど、オレは、hiyama-djは、タンテからlaptopに切り替えたあたりから、ぐーんと良くなっていった気がします。失礼な言い方かもしれないですけど、タンテ時代(雄飛とか)の頃は、まだ昔のDJプロの匂いがぷんぷん臭う感じでしたからね。(笑)でも、laptop musicと出会った刺激とかからか、桧山色ってのが出てきたのが、一番の成果かなーと。ちなみに、オレの場合は、チャンキーなDJっていうのを色として出してます。(チャンキー=ごった煮。デトロイトテクノも、ハウスも、ロック、エレクトロニカも、どんどんMIXしちゃう感じですかね)
自分の作った曲を流すっていうのは、Towa Teiしかり、FreeTEMPOしかり、細野sanしかり、FPMや小西康陽しかり、そして自分しかり。(笑)やっぱり、アクセントで、自分の曲をプレイしてみるっていうのは、観客の反応をチェックする機会としても有効だし、何よりプレミア感がありますねー。ただ、やっぱり前後の統一感とかを合わせるのに苦労したりしますけど。オレは、良くDJで、「ジャンボタニシ」や"Innocent Irony"はプレイしてますよー、あのフザケタ品田/桧山ヴォーカルの愉快さ、そしてオレにしては珍しいガンガンエレクトロって感じで、なかなか面白いアクセントになるんです。ちょっとした賭けにもなるんですよねー、ただ。(;^^) 曲作りを真剣にやりたいなら、ぜひやりましょう。コラボかプログラマーで手伝いますよ。
雄飛の教室DJでは、とうとうエレクトロニカの完全即興セッションを実現する事になります。一人は選曲or即興シンセ演奏。一人は、アイソレーターいじりと、カオスパッド。もう一人は、Live5で即興の効果音を出していく。というトリオ編成でやってみる実験ですね。これは、観客無視、かなり一方通行な感じに成りそうです。だから、この機会が、桧山DJへの新たなステップになればと思います。
まぁ、まとめますとね。Liveの特性を生かして、リアルタイムでの操作性について考える事が、いまの悩みからの抜け道って感じです。一定のBPMに合わせた曲を20曲ほど用意して、その中から数曲選ぶっていう作業。で、選曲のEYEについては、現状維持で良いんじゃないかと。
GOOD LUCK, and I hope everything goes well for YOU!! ^0^)///

自分は、久々の作詞をしてます。同時進行で、いい加減レコーディングを再開しないと。。。